
(1)未登記家屋とは?
未登記家屋とは、法務局で建物の登記がされていない建物のことをいいます。
相続手続きでは、不動産登記の対象となる建物だけでなく、このような未登記家屋が含まれているケースもあります。
特に古い建物では、未登記のままとなっている場合もあるため注意が必要です。
(2)未登記家屋の相続手続き
未登記家屋については、通常の不動産のような相続登記は行いません。
その代わり、市区町村に対して「固定資産課税台帳上の所有者変更手続き」を行うことになります。
この手続きは、法務局ではなく、市区町村役場で行う点が特徴です。
(3)必要書類について
必要書類は市区町村によって異なる場合がありますが、一般的には以下のような書類が必要となります。
・遺産分割協議書
・戸籍関係書類
・印鑑証明書
・相続関係説明図
・未登記家屋所有者変更届
・委任状
事前に管轄の市区町村へ確認しておくとスムーズです。
(4)実務上の注意点
未登記家屋では、土地や登記済み建物とは異なり、自動的に名義情報が変更されない点に注意が必要です。
また、固定資産税の納付書は、毎年1月1日時点の所有者情報を基準として送付されるため、手続き時期によっては旧名義人宛に送付される場合もあります。
(5)行政書士が関与する場面
未登記家屋の所有者変更手続きについては、行政書士が書類作成や手続きのサポートを行うケースがあります。
私自身も学ぶ中で、未登記家屋は一般の方にとって分かりにくい部分が多く、事前説明が重要だと感じました。
(6)まとめ
未登記家屋の相続手続きでは、通常の相続登記とは異なる対応が必要となります。
そのため、まずは建物が登記されているかを確認し、状況に応じて適切な手続きを進めることが重要です。
(7)相続手続きでお悩みの方へ
相続手続きでは、「この建物が未登記か分からない」「どこで手続きすればよいか不安」と感じる方も多いと思います。
そのような場合には、専門家へ相談することで、状況に応じた適切な対応を進めることができます。
相続手続きについてお悩みの方は、キジムナー行政書士事務所のホームページよりお気軽にご相談ください。
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